ムルソー グッド・ドール2001 ルイ・ラトゥール
2018-08-26
ムルソーは、「ピュリニー・モンラッシェ」「シャサーニュ・モンラッシェ」に並び、シャルドネの頂点に君臨するブルゴーニュ最高の白ワインの銘醸地のひとつです。石灰岩が覆う粘土の比率が高い土壌は、シャルドネの栽培に適しており、果実味が高い肉厚で奥行きのある味わいの白ワインを生みます。ムルソーの中でも、特に高品質な区画の１つであるグットドール (Goutte d’Or) で生産されたこの白ワインはフランス語で「黄金の雫」の意味を持ち、熟成を経たその妖艶で豪勢な味わいは濃いめの色調と相まって、まさに黄金の雫を思わせます。2001年は、コート・ド・ボーヌ地区の開花が前年に比べて少し遅かったものの、適応能力の高いシャルドネにはあまり影響はなく、優れたヴィンテージと言えます。
また、生産者であるルイラトゥール社(Louis Latour)は、200年以上も続く家族経営のブルゴーニュを代表する作り手です。
