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『ザ・ニッカ』

2014-10-02

ニッカのブレンデッドの特徴は、3つの蒸溜器が生み出す原酒で、 ひとつは余市のポットスチル。 現在では世界唯一の石炭直火蒸溜を行って、ヘビーで力強いモルトがつくられる。ピートやスモークも十分にのった原酒である。

二つめは宮城峡のバルジ型ポットスチル。スチーム間接蒸溜によって生み出される華やかで香り高いモルト。

そして創業者の竹鶴政孝氏が「グレーンウイスキーを使うようにならなければ、日本のウイスキーは一人前とは言えない」と切望し、1963年に導入された宮城峡のカフェ式連続式蒸溜機からつくられるグレーンウイスキー。

そのニッカ史上最高作となるのが、社名を冠した『ザ・ニッカ』です。

ボトルデザインには重なり合う着物の衿もとをイメージした大胆なカッティングが施され、「重なる」「和の心」を表現したボトルデザイン。

そのこだわり抜いた「ザ・ニッカ」の究極、「ザ・ニッカ40年」。竹鶴氏社長時代に仕込まれた余市1945年の原酒と、宮城峡1969年の原酒が使用されている。これはニッカ社に現存する最古のモルトとのこと。まさにニッカの歴史が詰まったブレンデッドウイスキーです。

ボトルにはニッカエンブレムが「江戸彫り」職人の手によってひとつひとつ刻み込まれ、キャップは樽材から削りだされた木片を組み合わせた組細工で、ひと瓶ごとに異なり、伝統の技を随所あしらったボトルです。

12年は完熟したリンゴ、ツユクサのような野の花の香り、樽の熟成香がはっきりと。味わいは香ばしいビスケットやシリアル、メロン、桃のシロップのような甘さが感じられる。かすかにココアやシナモンが漂う心地よいフィニッシュ。

40年はダンネージ式熟成庫に迷い込んだような樽、木材の香りが湧き立つ。奥から甘いバニラや蜂蜜。味は紅茶や挽きたてのコーヒー豆の苦味を、糖蜜やメープルシロップの甘さが覆う。時間が経つほどにシェリーが現れ、加水でラベンダーやアーモンド、カカオも。長く深く、濃厚な余韻。