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【ドメーヌ・ルイ・レミー Domaine Louis Remy】生産量の約3分の1は熟成させ、飲み頃と判断してから販売を開始するという、熟成の魅力を味わうことの出来る貴重なドメーヌ

2020-04-28

【ドメーヌ・ルイ・レミー Domaine Louis Remy】生産量の約3分の1は熟成させ、飲み頃と判断してから販売を開始するという、熟成の魅力を味わうことの出来る貴重なドメーヌ

ルイ・レミーは1821年に創設され、約200年に及ぶ長い歴史のある名門のドメーヌです。もともとブルゴーニュの大地主であり、土地を代表する名家でした。ジュヴレ・シャンベルタンおよびモレ・サン・ドニに畑を所有していました。1989年まで、ジュヴレ・シャンベルタンの畑はフィリップ・レミーが、モレ・サン・ドニはルイ・レミーがオーナーでした。ルイ・レミーは、モレ・サン・ドニの選りすぐりの区画で、ワインを造り続け、1959年まで「シャンベルタン・ブラン」という、今となっては伝説のワインを造っていたことでも知られています。以前から名高いルイ・レミーですが、2005年からさらにその評判を上げています。パーカーポイントでは90点台の高い点数を取るようになり、名門ドメーヌとしての地位を維持しています。

オーナーのシャンタル・レミー氏は、「ブルゴーニュのワインはできるだけ熟成させてから飲んで欲しい」という考えを持っています。そのため、全体の約生産量の1/3程度は、レミー氏が飲み頃であると判断するまでは出荷しないという、ブルゴーニュではかなり珍しいケースです。

22ヶ月前後と平均よりも2~4ヶ月長く時間をかけて熟成させ、新樽比率はほぼ0%と、圧倒的に古樽を生かした醸造を行っています。

ルイ・レミーの醸造法は伝統的なブルゴーニュのスタイルであり、早飲みが世界的に主流になりつつある中で、クラシカルな手法を守り続けています。ワインにもその方針が反映されていて、新樽で香りをつける方法を採用していません。テロワールの持つ特徴が素直にワインに伝わり、熟成による経年変化も楽しめる仕上がりになっています。

ルイ・レミーのワインは15年・20年以上と長い間寝かせてから開けることも多いです。長期熟成させたルイ・レミーのグラン・クリュは、ふちがややオレンジがかった綺麗なルビー色で、香りは熟したベリー系の香りに、枯れ葉・落ち葉のような熟成ワイン独特の香りがふんだんに感じられます。口に含むと爽やかな酸味とともに、滑らかなタンニン分が広がります。飲み込んだ後に残る余韻も十分長く楽しめるワインです。

*2015年 Domaine Louis Remy


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