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【ジャック・フレデリック・ミュニエ ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・ド・ラ・マレシャル Jacques Frédéric Mugnier Nuits Saint Georges Clos de la Marechale 2006】シャンボール・ミュジニーの名手が造る、瑞々しい果実味と凛とした酸、心地よいタンニンのバランスが秀逸な一本

2021-07-31
【ジャック・フレデリック・ミュニエ ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・ド・ラ・マレシャル Jacques Frédéric Mugnier Nuits Saint Georges Clos de la Marechale 2006】シャンボール・ミュジニーの名手が造る、瑞々しい果実味と凛とした酸、心地よいタンニンのバランスが秀逸な一本


ジャック・フレデリック・ミュニエは繊細で華やかなシャンボール・ミュジニーらしさを引き出す名手。今やその実力はコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエやジョルジュ・ルーミエの2大ドメーヌと肩を並べる実力と言われるほど。フランスで最も権威あるワインガイド誌として知られている「ル・ギィド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」2014年版においても、最高評価の3ツ星を獲得する非常に入手困難なワインとして知られています。

1863年の設立当時、ミュニエ家はカカオリキュールや、ワインをベースにブラックベリーやチェリーの風味付けをした“アペリティフ・ミュニエ”で財をなし、当時の大地主マレ・モンジュ家から土地とシャトーを購入しました。しかし1950年、金銭的な問題からモノポールであるクロ・ド・ラ・マレシャルを含むブドウ畑の大部分を他の生産者に貸出さざるを得なくなります。その後1978年にフレデリック・ミュニエ氏の父が、シャンボール・ミュジニーの畑を買い戻し、1985年には現当主である5代目、フレデリック・ミュニエ氏がドメーヌの責任者となりました。2003年、貸し出されていたクロ・ド・ラ・マレシャルの畑が返還されたことにより、畑の面積は4haから14haに広がり、ワイナリーは飛躍的に成長しました。

ワイン造りへのポリシーは自然に任せ、人間の介入をできる限り避けること。化学肥料や除草剤などに頼らない限りなくビオロジックに近いブドウ栽培を行い、畑の生態系を守り、テロワールの魅力を十分に引き出しています。ミュニエ氏は日当たりやブドウの実と皮の間の味で収穫時期を決めるなど、ヴィニュロンとして今まさに『匠』の域に達しており、自分の個性よりもありのままの畑の特性をそのままワインにするといった姿勢を最も大事にしています。

醸造に関しては、100%除梗を行い、木桶とステンレスタンクを併用して発酵。どのアペラシオンでも新樽比率は比較的低い15~20%で約17ヵ月熟成を行い、果実本来の純度を失わないように細心の注意を払っています。こうして造られるワインは、口当たりが柔らかく、ピュアな果実味とシルキーなタンニンを備えた仕上がりになるのです。
こうして独自のポリシーから生まれる緻密な構成と気品に満ちた芸術的とも言われるワインは、ブルゴーニュ・ファンが密かに探し求めるワインのひとつとなっています。

こちらの1本はラズベリーやストロベリーの赤系果実のアロマに、フェンネルやミント、タイムなどのハーブのニュアンスを含んだ香り。口に含むと、瑞々しい果実味と凛とした酸、心地よいタンニンが感じられます。味わいの要素がバランスよく融合したエレガントなスタイル。上品な余韻が長く続いていきます。ミュニエの魅力を存分に味わうことができる、唯一無二の味わいです。

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