【ドメーヌ・ド・ラ・クラ ブルゴーニュ ルージュDomaine de la Cras Bourgogne Rouge Cuvée Tradition】ジャン イヴ・ビゾの弟子が造る、堅く稠密で引き締まった味わいと細かで美しいタンニン、長い余韻が特徴
2021-07-31
運営者のマルク・ソワイヤールはボーヌの醸造学校で学び、アヴィニヨンで高等技術者資格を修得後、各地のワイナリーで研修し、2007年に栽培醸造学の学位を修得したその年、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ ビゾでジャン イヴ・ビゾとのワイン造りを開始。そして6年間、ビゾ氏の片腕としてドメーヌの価値を高め、少しづつ彼自身の葡萄畑を購入し拡大していった
かつてコート・ドール以上の見事なワイン産地として評価を得ていたコトー・ド・ディジョン。ディジョン市の西に広がる葡萄畑はディジョン市の工業化と共に労働者達の日々の喉を潤すワインに変わり、やがて忘れ去られたこの地のワイン造りをディジョン市は復活させようと、銘醸と謳われたドメーヌ ド・ラ・クラを購入。そして2014年、美食の街ディジョンに相応しいワイン造りを行う造り手を広く公募し数多くの応募者から選ばれたのがマルクだった。
メーヌ ビゾで行ってきたこと、栽培・醸造に於いて出来る限り人的な介在を行わない事や醸造法も自然なスタイルを重要とするビゾで学んできた哲学を自らが主導するドメーヌ ド・ラ・クラで実践。同時に彼が自ら所有する葡萄畑1.18haから見事なワインを生み出しています。
ドメーヌ・ド・ラ・クラの平均樹齢33年の区画のピノ・ノワールを使用。 手摘み収穫後、全房で木製の発酵槽に移されセミカルボニックで醸造。 30％新樽にて15～18ヶ月熟成。ボトリング時のみに少量のSO2添加をおこなう。ノンフィルターで瓶詰め。コート・ド・ニュイの北部の最良質なピノ・ノワールにある堅く稠密で引き締まった味わい、細かで美しいタンニンと長い余韻を特徴とします。師匠のジャン・イヴ・ビゾのシュヌーヴ「シャピートル」を彷彿とさせる味わい。
