【亜麻猫 改 スパーク2021 白麹仕込純米酒】クエン酸を生成する焼酎用の麹菌を使用。爽やかな香り、あふれる酸味と果実のような甘み
2022-07-18
掛米（全体使用米の20％以上）のほぼすべてを白麹としている。さらにその亜麻猫改を、瓶内二次発酵させて「スパークリング」として仕上げた
「生もと」や「山廃」以外の方法で、醸造用乳酸菌を添加しない、無添加の日本酒を造れないか。そんな思いから生まれたのがこの「亜麻猫」。クエン酸を生成する焼酎用の麹菌＝白麹を使用し、新たな製法で酒母を造り上げました
「亜麻猫」とは－焼酎造りで用いられる白麹を用いて醸したお酒。今年で第六世代を迎える、当蔵を代表する酒のひとつ。白麹は多量のクエン酸を生産する麹菌。これを用いることにより、「亜麻猫」は、特徴的な酸味を有する日本酒となっている。なお、白麹は黒麹を祖先としています
そして黒麹はもともとは焼酎ではなく、沖縄の蒸留酒である泡盛の製造に必須の菌でした。日本の醸造技術の多様性を尊び、それらの融合により未来を切り拓くこと－それが「亜麻猫」に
流れる思想
爽やかな香り、口に含むとあふれる酸味と果実のような甘み。木のニュアンスも感じる
