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【ボンヌ・マール ロベール グロフィエ 2007 Bonnes-Mares Grand Cru Robert GROFFIER】モレ=サン=ドニに本拠をもつ世界最高峰のトップドメーヌの一つ

2020-03-22

【ボンヌ・マール ロベール グロフィエ 2007 Bonnes-Mares Grand Cru Robert GROFFIER】モレ=サン=ドニに本拠をもつ世界最高峰のトップドメーヌの一つ

ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在です。しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者でもあります。

世界恐慌から間もない1933年、ロベールの父ジュールが、レ・ザムルーズに隣接する1級畑オー・ドワや特級のボンヌ・マールとともに手に入れました。

今日、ロベール自身は引退状態にあり、息子のセルジュが実質的にドメーヌの当主を務め、ボーヌの醸造学校で学んだ孫のニコラが栽培と醸造に携わってます。醸造棟はじつに清潔で、発酵と貯酒の両方に使われるステンレスタンクの生光りする様子は美しい。

除梗に関してはヴィンテージに応じ、こちらの2007年は完全除梗。

ブルゴーニュの権威であるジャスパー・モリスMWの「インサイド・バーガンディ」によれば、1984年までは100%無除梗で、それから後、1990年代は完全除梗であったとされています。

8〜9度で10日間ほどの低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵。新樽率はボンヌ・マール50〜60%に留め、12〜13ヶ月間の樽熟成を施します。

ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。

特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる、偉大な造り手の一人とされています。

こちらは色の濃い粘土質のテール・ルージュ側、北部の0.98haの区画で樹齢は平均53年。内向的な側面がある一方で、ブラックベリーやスミレ、リコリスが下草や濡れた土と層を成す力強さも感じる香り。口に含むと、密度が濃く、大変リッチな口当たり。豊富な甘みとうまみを伴ったフレーバーには、黒系果実、スパイス、ハーブやブラックペッパーを感じる。上質なタンニンがワインの各要素と結びつき、チョコレートを感じさせる余韻につながります。


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