【陽乃鳥スパーク ヒノトリ 生酒2023】2024年頒布会「PRIVATE LAB EXTREMEⅡ」のラスト
2024-08-08

2024年頒布会「PRIVATE LAB EXTREMEⅡ」のラスト
当初、この「陽乃鳥スパーク」は本頒布会にラインナップされていなかったのだが、「涅槃龜改」 の醸造が失敗に終わったことにより、急遽投入されることになった。ちなみにお蔵入りになった 「涅槃龜改」とは、「おくのむらさき」という名前の紫黒米を使用した、見た目も赤っぽい酒である
紫黒米のように古代米の系譜を持つ米は、通常のうるち米とは違って、外層部にアントシアニンなどの強力な抗酸化物質を含んでいる。つまり「涅槃龜改」とは、容易に酸化せず、長期間の保管 に耐えうる新しい低精白酒を目指すプロジェクトであったのだが―――こちらも見事に失敗してしまった。色素が思ったよりも抽出できず、期待したほどの抗酸化成分が得られなかったのだ
そのため、急遽投入されたのがこの「陽乃鳥スパーク」だ。正直なところ、我々にとって「陽乃鳥スパーク」は造り慣れており、もはや「実験作」ではない。この頒布会の趣旨を完全に満たす酒ではないのが、残念である
紫黒米を用いた「涅槃龜改」は、数ヶ月後から再開する新しいシーズンで必ず完成させ、お披露目 することを約束したい。より個性的な、そしてより強靭な、まだ見ぬ酒を目指して、「PRIVATE LAB」シリーズはこれからも進化していくだろう。今後の展開に、ぜひともご期待ください
