【バス フィリップ ピノ ノワール BASS PHILLIP Pinot Noir2020】注ぎ方が難しいワインの一つ。2020年ヴィンテージは新旧オーナー両方が携わった最後の年
2023-06-25
2020年、収穫期はフィリップ・ジョーンズ氏が主体となりジャン・マリー・フーリエ氏が手伝い、以後の醸造はコロナによる移動制限により渡航できなかったフーリエ氏がフランスよりリモートで指揮
このSince 1979 ピノノワールは、ブレンド時にエステート・ピノノワールのグレードに至らなかった古樽のワインを使用しているバス・フィリップの入門編となるワインです。バス・フィリップのエステート、プレミアム、リザーヴのピノ・ノワールと同じ様に土地の個性を引き出す事を念頭に造られています。新樽は用いていません。2020年からは創業年を表す「シンス1979」と新たに名付けられています
1979年、わずか10エーカー程の土地でワイナリーを設立したフィリップ・ジョーンズは、アンリ・ジャイエの素晴らしいピノ・ノワールに魅了され、それまでのカベルネ品種からピノ・ノワールに切り替え、今日ではブルゴーニュ地方の偉大なドメーヌと違わない名声と評判を得るほどの地位を築いています
フーリエ香があり、ラズベリーやチェリーの香りに、ハーブの清涼感と香ばしさ混ざり合い、優しいスパイスのニュアンスも感じられます。ふっくらとした凝縮感のある口当たりに、酸やミネラル感のある長い余韻が続きます
