【ジュヴレ・シャンベルタン ラヴォー・サン・ジャック ドメーヌ・ドニ・モルテ Gevrey Chambertin Lavaux St Jacques 2005 Domaine Denis Mortet】「ロマネ・コンティ」や「ルロワ」と並ぶ3つ星生産者の常連として名を連ねるドメーヌ
【ジュヴレ・シャンベルタン ラヴォー・サン・ジャック ドメーヌ・ドニ・モルテ Gevrey Chambertin Lavaux St Jacques 2005 Domaine Denis Mortet】「ロマネ・コンティ」や「ルロワ」と並ぶ3つ星生産者の常連として名を連ねるドメーヌ
ドメーヌを運営するのは故ドゥニ・モルテの長男アルノー・モルテ。
2006年、24歳の若さでこの名高いドメーヌの運営を任されています。専門学校を中退し、メオ・カミュゼとドメーヌ・ルフレーヴで研修。
13歳の頃からすでに父の手伝いしており、2000年以降フルタイムで働いていました。ドメーヌ・ルフレーヴで研修したのは自身もわずかながら白ワインを手がけ、ビオディナミにも興味があったため。ルフレーヴで働いた結果、ビオディナミの難しさを理解したと言います。
今日、11.2haの畑はきわめてビオロジックに近く、化学肥料、殺虫剤、除草剤には頼らない栽培がとられています。ドゥニ時代のドメーヌのワインは、いかにもジュヴレ・シャンベルタンらしい、強い抽出と凝縮感をもつワインであったが、息子のアルノーは、抽出が強過ぎるのではないかと父の造るワインに疑問を抱き、2000年にそれを訴えて以降、ピジャージュの頻度を減らしています。醸造法は、原則として完全除梗のうえ、低温マセレーションし、発酵容器はコンクリートタンクを使います。
アルノーの時代になり、ワインは力強さと同時にフィネスやエレガンスを備えたものとなり、口当たりはまろやかに、喉越しはスムーズに変化しているのおり、アルノーはマルサネやフィサンなどコート・ド・ニュイ北部のアペラシオンに関心を寄せ、この地域の畑を増やしており、それらのワインの品質がどれも高い。
こちらは、斜面は真南を向き陽当たりのよい反面、谷を流れる冷たい風が夜間の気温を押し下げ、これにより凝縮感がたっぷりで複雑、タイトで酸のバランスに優れたジュヴレ・シャンベルタンを生み出します。
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