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ニッカウヰスキー【竹鶴12年 TAKETSURU】惜しまれながら終売した、華やかな香りとスムースな飲みやすさを両立したピュアモルトウイスキー

2021-05-21
ニッカウヰスキー【竹鶴12年 TAKETSURU】惜しまれながら終売した、華やかな香りとスムースな飲みやすさを両立したピュアモルトウイスキー

竹鶴は「ブレンデッドウイスキーのように飲みやすいピュアモルトウイスキーを」という発想の元、ニッカウヰスキーで開発が進められ誕生した商品です。現在では、国際的なウイスキー品評会において相次いで評価されるなど、ニッカウヰスキーの「顔」というべき商品になっています。
日本のウイスキーの父、ニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝は、ウイスキーづくりに妥協なく取り組む信念と情熱の人であったと同時に、新しい文化や先進的な考え方にオープンな、柔軟性にあふれた人であったといいます。「竹鶴ピュアモルト」は竹鶴にならい、既成概念を超えた発想で飲みやすさを達成したウイスキーです。

竹鶴はNHK連続ドラマ「マッサン」の影響で大人気になり、さらには世界的なジャパニーズウイスキーのブームも重なり、深刻な原酒不足に陥ります。そのため、2014年にはこちらの「竹鶴12年」は終売し、ノンエイジの「竹鶴ピュアモルト」がリリースされました。その後も原酒不足は続き、2020年には「竹鶴17年」「竹鶴21年」「竹鶴25年」が販売終了しています。

竹鶴12年は、余市と宮城峡、それぞれの蒸留所で12年以上の熟成を重ねたモルトウイスキーをヴァッティングした一本。口に含むと、アルコールの刺激は殆ど無く、ブドウ、リンゴ、メロン、オレンジ、カカオ、バナナ、ピートと、多種多様な香りが次々とやってきます。味わいは、ほろ苦さが先に来るものの、後から果物の酸味と甘みが交互に訪れます。ロックにすると、リンゴの香りが先行し、その後はオレンジとライムの爽やかな香りが追いかけます。ソーダ割りでは、余市由来のピートが前に来るようになり、燻製のようなスモーキーさを持ちつつも、リンゴ、ブドウ、バナナのフルーティな香りが続いてきます。湧き立つような華やかな香りとスムースな飲みやすさを両立した、バランスのよい味わいの一本です。

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