【亜麻猫 改 2023アマネコ】秋田酒こまち(秋田県産) 新政頒布会限定ボトル
2024-07-05

焼酎用白麹を使用した「亜麻猫」は、新政酒造きっての高酸味清酒である。とはいえ、もちろん酸っぱければ良いというものではない。「亜麻猫」は、あくまでも酸味を美しく表現するのが目的の酒だ。つまりバランスが大事ということでもある。仮にどれほどクリアな酸味が表現できても、酒として他の各要素との均衡が取れていなければ意味がない。しかし、時にはこのような制約を離れて、極端なまでに酸味に振り切った酒も造ってみたくなるのが、造り手の性である
こうした意図から、未だ見ぬ新しいスタイルを生み出すため、過去幾度となくリリースされてきたのが「亜麻猫改」である。「亜麻猫」を造る際に、糖化力の弱い白麹だけで米を溶かすのは容易ではない。どうしても白麹のほかに相当量の黄麹が必要となる
しかし、この「亜麻猫改」は、 黄麹の使用量がほぼゼロとなっている。黄麹を低減するという取り組みはかねてからの課題であったが、(酒母の部分を除いて)100%白麹だけで醸造したのは今回が初めてと言える。 これを可能にしたのは、日本酒造りの常識を超えた、20度近辺という高い温度でのもろみの発酵スタイルだ
このような全く新しい観点からの酒造りによって、定番の「亜麻猫」やハイエンド作品「異端教祖 株式會社」はさらに進化してゆくのである
