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【ビクトリアンバットジン】「ヴィクトリアの朝の樽」という名のとおり、樽熟成による淡い琥珀色を帯びているロンドンジン

2019-05-27

【ビクトリアンバットジン】「ヴィクトリアの朝の樽」という名のとおり、樽熟成による淡い琥珀色を帯びているロンドンジン

キングスバリー社はスコットランドのアバディーン市を拠点にしているボトラーです。シングルカスクと向き合ってきた経験とノウハウを生かしたユニークな商品をいくつか発表しており、当ジンは今や同社の代表的な商品のひとつです。
ジンが流行した19世紀ビクトリア朝当時の保存方法を復活させ、あえて樽で熟成させることによって、ニュートラルなジンが多い中、ひときわ骨太な昔のスタイルのジンを作り出しています。
スコッチウイスキーの空き樽を使用し、熟成の進み具合を注意深く観察しながら、12週間から長いときは26週間ほど熟成させます。使用されているボタニカルは主にヨーロッパ産のもの(ジュニパーベリーはクロアチアかハンガリー産)が使用されますが、原料によっては北アフリカから運ばれてくるものもあります。

ビクトリアンバットジンの最大の特徴は「ダブル・ジュニパー」と「琥珀色」にあります。
ダブル・ジュニパーとは通常市販されているジンの2倍以上ものジュニパーを用いて作られています。現在のジンはシトラスフレーバーが主流ですが、このジンは強烈なジュニパーとスパイシーな香りが特徴的で、ビターかつドライな個性が際立っています。

琥珀色は、19世紀ビクトリア朝の当時、ジンは樽に詰められ船で世界中に運ばれていました。この商品も樽で熟成されるため、淡い琥珀色がついています。ドライな味わいの中に柔らかさが感じられますが、樽香は付いていないため、カクテルの香りを壊すことはありません。
そしてこのビクトリアンバットなら、キニーネが入っていない日本のトニックウォーターでも、本場英国のジントニックを再現できます。


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