【ヴォルネイ ポール・ガローデ Volnay Paul Garoudet 】「ブドウの状態に応じたレシピのないワイン造り」が作り手のポリシー
2019-11-07
【ヴォルネイ ポール・ガローデ Volnay Paul Garoudet 】「ブドウの状態に応じたレシピのないワイン造り」が作り手のポリシー
ポール・ガローデは四半世紀以上もモンテリーの生産者組合会長を務める、この村の重鎮です。モンテリーに4つの1級畑を所有するだけでなく、ヴォルネー、ポマール、 ムルソー、ピュリニー・モンラッシェにも畑を所有しています。
総計10ha弱でプルミエ・クリュは2ha強を所有しており、ワインを「造り過ぎる」ことなく、逆にテロワールを素直に体現することに努めているドメーヌです。
テロワールの特徴を引き出すため、農薬の使用を可能な限り抑えたリュット・レゾネでブドウを栽培しています。「ブドウの状態に応じたレシピのないワイン造り」がポール・ガローデのポリシー。そんなポール・ガローデのワインはモンテリーという村のように、派手さこそないものの堅実な造りで定評があり、大変質の高いワインを生み出しています。
ラズベリーや赤スグリ、チェリーなど、赤い果実のチャーミングなフレーバー。繊細でキメ細かいタンニンとピュアな酸味。全体に細いが果実味はふっくらとしており、ソフトでシルキーな味わいです。