【ティボー・リジェ・ベレール ジュヴレ・シャンベルタン ラ・クロワ・デ・シャン 2013 Thibault Liger-Belair Gevrey Chambertin La Croix des Champs 】ブルゴーニュきっての名門、リジェ・ベレール家一族が経営する新星のドメーヌ
2020-04-11
【ティボー・リジェ・ベレール ジュヴレ・シャンベルタン ラ・クロワ・デ・シャン 2013 Thibault Liger-Belair Gevrey Chambertin La Croix des Champs 】ブルゴーニュきっての名門、リジェ・ベレール家一族が経営する新星のドメーヌ
ティボー・リジェ・ベレール氏は、強い情熱を持った造り手であり、醸造者としての知識や技術を習得後、フランスのインターネット会社でワインのバイヤーとして働いていました。そして、バイヤーとしての広い知識や経験を活かし、ワインの醸造に携わるようになりました。まずは分益耕作で貸していた畑の本来のポテンシャルを取り戻すべく、2005年から有機の栽培を始めます。また、2005年から森まで行って樽の木を選ぶほど、細部にまでこだわっています。試行錯誤の末、栽培・醸造技術の高さを評価されて、現在世界屈指のワイン生産者として認められています。
ブドウ栽培は全て有機農法で行われ、一部ビオディナミも取り入れ、馬に鋤を牽かせるなどして耕作されています。低い収量で収穫され、更に選果台で選り分けられたのち除梗。あまりピジャージュもルモンタージュもされずに発酵。熟成に際して、新樽の使用率は最高でも40-50％です。醸造に余分な手を加えることはなく、自然な作風のワインに仕上げられますが、由緒正しき畑ならではの気品と強いミネラル感が感じられます。
こちらのラ・クロワ・デ・シャンは茶色い粘土層の土壌の村名畑で、平均樹齢は約60年。毎年が収量が低く、22～30hl/ha程度です。リッチな味わいで、なめらかな口当たりが特徴です。
