【Saint Romain Sous Roche Domaine de Chassorney サン・ロマン スー・ロッシュドメーヌ・ド・シャソルネイ】「フィリップ・パカレ」と並び、常に注目を浴びる ブルゴーニュの新進ドメーヌ
【Saint Romain Sous Roche Domaine de Chassorney サン・ロマン スー・ロッシュドメーヌ・ド・シャソルネイ】「フィリップ・パカレ」と並び、常に注目を浴びる
ブルゴーニュの新進ドメーヌ
現オーナーであるフレデリック・コサールが自らドメーヌ・ド・シャソルネイを立ち上げたのは1996年。ワインとは無縁の酪農の家系で育ったフレデリックは、家業を継ぐために国立乳産業学校で乳醗酵を学んだが卒業後、乳製品会社で2年間の研修予定で無理やりアメリカに旅立つも全部捨てて家業を継がないことを決意し以前から興味のあったワインの世界に裸一貫で飛び込む。その時、23歳だった彼は、ボーヌとサヴォワの醸造学校でワインを学び、クルティエ業(仲介業者)を始め、何も伝のない中、紙と鉛筆と電話と車だけで片っ端からブルゴーニュのドメーヌの門を叩き、粘り強くワインの交渉に当たり次第に顧客の信用を勝ちとりました。「ブルゴーニュのワインは全て飲み尽くした」という彼は、自らの理想のワインをつくるために、ドメーヌ立ち上げを決意。1996年に念願のドメーヌを立ち上げ、2005年、新たにワイン醸造所を建設し、その翌年にネゴシアン・フレデリック・コサールをスタートし現在に至ります。現在は10 haの畑を管理しており、ブドウ品種は、ピノノワール、シャルドネ、アリゴテで、平均樹齢は50年、古樹になると樹齢が80年に達します。醸造面でも、粒単位での選果、SO2無添加、ノンフィルター、徹底した温度管理、地中カーヴの増設など、大胆でありながら繊細にして努力家の彼は、良い品質のワインをつくるために支払う代償は全く惜しみません。
そこから造られるワインはフランボワーズやザクロ、バラやシソ、鉱石の香り。口に含むと、みずみずしく滑らかで、ダシのように染み入るような果実味の旨味とほんのりビターで滋味深いミネラル、繊細なタンニンが上品に整った味わいです。
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