【Noble Cuvée de Lanson Blanc de Blancs 1995 ノーブル・キュベ・ド・ランソン ブラン・ド・ブラン】伝統的な技法にこだわるランソンが高品質のブドウを厳選して仕立てたプレスティージュ・キュヴェ
2021-07-05
シャンパン ランソンでは、1760年の 創業以来「マロラクティック醗酵を行わない」製法を頑なに守り続けています。この製法を用いる事により、新鮮で豊かなブドウのアロマを残した、フレッシュ・フルーティで、熟成と共にその魅力を増し続けていく長期熟成型のシャンパンとなります。これは元来シャンパン製造の伝統的な技法でしたが、シャンパン生産家の多くがこの方法を行わなくなった今では、とても貴重で、ランソン独特の味わいをつくる一番のこだわりといえます。
ジャン・ポール・ガンドン氏は、1972年にランソン社に入社して以来、３０年以上にわたって「ランソン」の醸造担当者を努めてきました。現在では、「ランソン」の真髄を知り尽くす醸造最高責任者として、情熱と信念をもってぶどう栽培を指揮し、伝統を一貫して守り続け、最高品質のシャンパンを世界中に送り出しています。
こちらのノーブル・キュヴェ・ブラン・ド・ブランは、コート・デ・ブランのグラン・クリュの畑で採れたブドウのなかでも最高品質のブドウを厳選して仕立てられるプレスティージュ・キュヴェ。生み出されるシャンパーニュは、ランソンのスタイルの本質が見事に体現された、ピュアでスタイリッシュな仕上がり。上質なシャルドネから生み出される繊細さが、ノーブル・キュヴェの特徴であるフルーティでフレッシュな味わいを引き立てます。複雑さと優美なミネラルを持ち合わせた、ランソンのなかでも卓越した存在感を放つ逸品です。
繊細で滑らかなウイリアムス(洋ナシ)の香りに続いて、火打ち石のようなミネラルのニュアンス。熟した果実の香りが蜂蜜のフレーバーによって豊かに広がり、ローストナッツとバニラのフレーバーが支配的。タルトとリンゴ様の味わいが特徴的で、その余韻は秀逸です。
