石垣島産 アグロオーガ八重山フルーツ部会【ボゴールパイン】スナックパインの愛称で知られる、芯まで食べられるパイン
2021-07-10
ボゴールパイナップルの原産国は台湾であり、正式名称は「台湾4号」といいます。また、沖縄県の本島や石垣島でも作られており、沖縄県の特産品の一つにも数えられています。ボゴールパイナップルは酸味が少なく、甘みとうま味が強いことが特徴。一番暑くて美味しいシーズンになると、高いものは糖度が20度を超えることもあるそう。そのためパイナップルの酸味が苦手な人でも美味しく食べられる。
果肉が非常に柔らかいため、芯まで美味しく食べることができる。果肉に比べるとやや食感はかためだが、果肉に負けないくらいの甘みがある。噛むほど美味しくなるので、この歯ごたえのよさも魅力。そしてボゴールパイナップルの最大の特徴ともいえるのが、外皮と果肉が非常に柔らかく手で千切りながら食べられること。このように果肉が柔らかい理由は、通常のパイナップルに比べて「果肉中の隙間が大きい」ことが関係している。
ボゴールパインの効能
ボゴールパインは他のパイナップル同様、ビタミンやカリウム、食物繊維が豊富。さらにブロメラインというたんぱく質分解酵素を含んでいる。ビタミンB1・B2は主に体内でエネルギーの代謝などをサポートする働きがあります。ビタミンCは体内ではコラーゲンの生成などに関与、抗酸化作用も認められています。カリウムは細胞の浸透圧の調整、心臓や筋肉の調整、神経刺激の伝達などをサポートします。食物繊維は腸を刺激して蠕動運動（ぜんどううんどう）を活発に。クエン酸は体内では主にエネルギーの産生や乳酸の分解などに関与。ブロメラインは、消化を促す働きがあるとされています。
