【TWOMEY Merlot 2015(トゥーミー メルロ)】ペトリュスを手掛けた醸造家が仕立てる大注目のメルロ。ベルベットの様な舌触りが魅力の芳醇な1本
2022-12-16
トゥーミー（TWOMEY）は、ナパの南東にあるソーダ・キャニオン・ランチの地にて40年以上もワインを造り続けているワイナリー。1999年にシルヴァー・オークが買収し、ダニエル・バロン氏のもと、カリフォルニアでも珍しい単一畑のメルロワインを始め、ピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランワインを造っています
トゥーミーでもワインメイキングを担当するダニエル・バロン氏は、1980年代にサン・テミリオン、ポムロルの地にてワイン造りを研鑽する中で、フランスの造られる繊細な味わい活かした、カリフォルニアメルロを造りたいと考えていました
トゥーミーを取得したことを機に、フランスの最高品質のクローンのメルロ種を植樹、樽熟成の間に、ゆっくりと注意深く清澄を6回ほど行い、タンニンが柔らかで、果実の個性が最大限に引き出された、バロン氏が理想とする、クリアで繊細な味わいのカリフォルニア・メルロを造りだした
ソーダ・キャニオン・ランチのメルロを使用したメルロ主体のワイン。ブドウ畑は水はけに優れた火山灰土壌で構成されており、マイルドな気候と冷涼な風、朝霧により、ブドウはゆっくりと成熟します。小粒ながら豊かな果実味を持ったブドウから造られるワインは、ベルベットのような舌触りが印象的で、果実味が豊かで濃密な味わい
グラスに注ぐと、熟したブラックチェリーの果実のアロマに、モカやラズベリージャム、ローストしたお肉、ブリオッシュなどの様々なニュアンスが折り重なります。口当たりは非常にエレガントで、甘やかなチョコレートでコーティングされたチェリーや、ほのかに甘辛くとろみのある海鮮醤の複雑なニュアンスが特徴。上質かつ滑らかなタンニンが余韻にかけて長く続きます。メルロ品種の柔らかく豊潤な味わいが十分に表現された逸品
