【ロック ブレイア シャルドネ テオ ダンセール Roc Breia Vin de France】名門ヴァンサン・ダンセールの息子でドメーヌの中核を担う存在、上質なブルゴーニュ、納得のポテンシャル
2024-01-16
彗星のように現れ話題性も相まって人気のロック・ブレイア
名門ヴァンサン・ダンセールの息子でドメーヌの中核を担うテオ・ダンセールが造るVdF
アペラシオン外のブライという土地を選び、試験的にヴィオニエなどを植樹するなど現状に満足せず突き進むハングリー精神があり、強気な値段設定から自信のみなぎる若さとエネルギーが感じ取れ、スターとしての期待を抱かせる
ブルゴーニュの生産者ながら、ガメイやサヴァニャンなどブルゴーニュ外のブドウ品種や、有名なアペラシオンだけでなく可能性を持った様々な産地にも注目をするなど非常に柔 軟な思考の持ち主である。それと同時に、最も重要なことはヴィンテージとテロワールの表現と考えており、強い職人気質も兼ね揃えた人物
栽培においても醸造においても可能な限り人為的な介入をしないことに重きを置いている
また対処ではなく予防を大切にしており、葡萄が病気になってから対処するのではなく、生命力溢れ病気になりにくい葡萄の生育を促している
AOCマコンから北西の少し外れたエリアに広がる10haの葡萄畑からロック・ ブレイアのワインは生産されている。このエリアは有機農法やアグロフォレストリーの取り組みに理想的であり、出来るだけ人為的な介入をしないという自身の信念の実現に最適な畑であった。カバークロップの活用や丁寧な畑作業 によって、畑の持つ生命力が最大限高まるように土壌改良を行っている
アグロフォレストリー
農業(Agriculture)と林業(Forestry)を組み合わせた近年注目されている栽培方法。生物多様性の観点から、様々な植物と競合させることで葡萄樹の生命力がより高まると言われている
ワイン・アドヴォケイトのブルゴーニュ担当を務めるウィリアム・ケリー氏は、 彼らの初ヴィンテージとなる2021年に対し「この新しいプロジェクトの素晴らしいデビュー作品である」と絶賛の言葉を送っている
2021 Chardonnay
赤い粘土を含んだ石灰質土壌
バリック12ヶ月
