【Vauversin Millésime Grand Cru Extra Brut ヴォーヴェルサン ミレジメ グラン・クリュ エクストラ・ブリュット2012】評価が上がり続けている新進気鋭の若手生産者
2020-01-18
1640年よりコート・デ・ブランのグランクリュ「オジェ村」にてワイン生産に携わるヴォーヴェルサン家。古くはポル・ロジェへブドウを供給し続け、今でも家族間では特別な関係を持ち続けています。所有畑は3ha、年間生産量は20,000本を下回りますが、1998年よりスタートさせたベースワインの樽醸造熟成によりフランス各著名雑誌の評価を獲得し、小規模ながらも知る人ぞ知るシャンパーニュとして高い評価を得ています。
「ド・スーザ」や「ラルマンディエ・ベルニエ」での修行を経た現当主ローランは、素晴らしいシャンパーニュを生産する条件として「品質の高く、健康なブドウ」を重視。畑をすべてビオに転換（一部ビオディナミ採用）し、今では国際的にも素晴らしい評価を得て、デゴルジュマンが終わればすぐ完売するほどの人気となりました。近年では、土地を豊かにするため、微生物や生物の多様性を重視し、畑の中に桃などの果樹、ラベンダーやハーブ、草花を植え、他の生物を惹きつけることによって、より豊かな土壌を目指しています。
