【ピュリニー・モンラッシェ ジャック・カリヨン 2015 Puligny Montrachet Jacques Carillon】テロワールの魅力を余すことなく表現するピュリニーモンラッシェの名門
2020-05-24
【ピュリニー・モンラッシェ ジャック・カリヨン 2015 Puligny Montrachet Jacques Carillon】テロワールの魅力を余すことなく表現するピュリニーモンラッシェの名門
16世紀からピュリニー・モンラッシェにおいてワイン造りを続ける老舗、カリヨン家。あのルフレーヴと比肩する評価を受ける父ルイ・カリヨンの引退を期に、2010年に新たに誕生したのがジャック・カリヨン。継承された由緒正しい畑と頑固なまでの職人気質で、卓越したフィネスとエレガンスを持つワインを造っています。
ワイン造りにおいてジャック・カリヨンが最も重視していることは、「テロワールの特徴を最大限生かすこと」。先祖代々受け継がれてきた畑には、樹齢40〜50年に及ぶ古樹が多く植えられており、それらを常に高いレベルで健全に保つために人の手による丹念な畑仕事が行われています。ブドウ栽培は、リュット・レゾネ(減農薬法)を採用。よほどのことがない限りボルドー液だけで害虫に対処し、極力、薬剤の使用を避け除草剤も一切使用しません。より質の高いブドウを収穫するために、ブドウの樹は幾分短く剪定されており、芽の数も厳しく制限。樹の高さは同一に揃えられ、全ての葉が十分に光合成できるよう手入れされています。 収穫は、極端な遅摘みはせず、糖分がありながらも十分な酸が残るバランスを見極めて100%手摘みで実施。
ライムやジャスミン、ジュニパーベリーのようなグリーン・ノート(香調)が表現されています。味わいは、ミネラルの旨味を含んだ綺麗な酸味が旨味とともに絡み合いながら口になかを流れていきます。