【余市 シングルカスク YOICHI SINGLE CASK 10YEARS】ニッカウイスキーがファンのために企画している蒸留所限定ボトル
【余市 シングルカスク YOICHI SINGLE CASK 10YEARS】ニッカウイスキーがファンのために企画している蒸留所限定ボトル
日本のウイスキーの父”と呼ばれるニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝氏が自身のウイスキーづくりの理想郷を求め、たどり着いた場所が北海道・余市です。
竹鶴政孝は、スコットランドに似た冷涼で湿潤な気候、豊かな水源と凛と澄んだ空気がそろった場所こそが、理想のウイスキーづくりには欠かせないと考え、さまざまな候補地の中から小樽の西、積丹半島の付根に位置する余市を選びました。モルトウイスキーの原料である大麦や、スモーキーなフレーバーを加えるためのピート(草炭)が豊富であることも好条件でした。
1934年、ニッカウヰスキーの前身である大日本果汁株式会社が余市に設立されました。それから2年後、余市蒸溜所のポットスチルの炉に石炭がくべられ、ニッカウヰスキーの記念すべきウイスキーづくりの第一歩が刻まれたのです。
ニッカウイスキーがファン向けの企画として、宮城峡、余市でそれぞれ年10回程度開催しているウイスキーづくり体験会が、通称「マイウイスキー作り(宮城峡はマイウイスキー塾)」。マイウイスキーに参加すると、それぞれの蒸留所でのウイスキー作りにおける主要な行程を体験出来ると共に、10年後には自分達で樽詰したウイスキーが1本贈られてくるという企画があり、こちらは、その限定ボトルです。
香りは、ローストアーモンドやキャラメルの甘味。奥には林檎、オレンジママレード、スパイスのアクセント。口に含むと、リッチな口当たりから、フルーティーな甘味がとろりと広がり厚みがあり、リンゴのカラメル煮。甘味だけでなく柔らかい酸味の後から、濃いめの紅茶を思わせるほろ苦さ、タンニンがアクセント。微かなピートと共に心地よいフィニッシュが長く続きます。
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