【ヴォーヌ・ロマネ ジャン=ルイ・ライヤール Vosne-Romanée Jean-Louis Raillard】ロマネ・コンティで働いていた両親を持つブルゴーニュトップ生産者
【ヴォーヌ・ロマネ ジャン=ルイ・ライヤール Vosne-Romanée Jean-Louis Raillard】ロマネ・コンティで働いていた両親を持つブルゴーニュトップ生産者
創設以来,世界中のワイン愛好家たちを虜にするドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(=DRC)。そのDRCで40年間働いていた母(ロマネ・コンティの畑のブドウの摘み取りを任されていた最も優秀な収穫人の1人)と,同じく37年間働いていた父を両親に持つJean-Louis Raillard ジャン=ルイ・ライヤール。 DRCで数年働いたジョシュ・ジェンセンが創設したカレラをカリフォルニアのDRCとするならば,DRCで巡り合った両親の子に生まれ,DRCのセラーのすぐ裏手に住み,子どものころから両親の仕事を目の当たりにして育ったライヤールは,まさに“DRCで生まれ,DRCで育ったDRCの息子”とも言われています。そしてライヤールは毎年DRCの瓶詰めに立会い,試飲も行う権利を持っており、自らもDRCで働き,さまざまなネゴシアンでも働いた経験を持つライヤールは、現在、著名なボーヌ醸造学校で教鞭を取る傍ら、自身のドメーヌでワインを造っている。
1968年に元詰めを開始。栽培面積3.5ha,年間総生産量7千本前後という超ミクロ・ドメーヌ。平均樹齢50年超という素晴らしい古樹の畑を所有するライヤールのワイン造りは,有機栽培(完全なバイオダイナミック方法に転換中),馬による耕作,遅い収穫,低収量,非除梗,高温発酵,澱引き回避,無清澄・無濾過,そして重力に逆らわない瓶詰めなど,正真正銘DRCから踏襲したもの。
香りはフローラルで、スミレ、レッドベリー、生き生きした果実。口に含むと、香りそのままにベリーと綺麗な酸のバランスがとても良く長い余韻が続きます。
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