【オクトモア 11.3 アイラ・バーレイ Octomore Islay Barley】蜂蜜、オレンジの花、アプリコットジャム、花束を思わせる華やかさ

2020-12-01

ブルックラディ蒸留所は、ヘブリディーズ諸島、アイラ島の西海岸沿いにあり、1881年に設立された当時のままの伝統的な蒸留設備と、革新的なウイスキーづくりが見事に融合した蒸留所です。

オクトモア11.3は、桁外れなスモーキーさと大麦のテロワールを追求し続けた結果にあります。100ppm超という高フェノール値(スモーキさを表す値)ですが、生育地ごとの大麦の特徴が歴然と現れています。オクトモアアイラ・バーレイシリーズに使用するアイラ島産大麦は、ブルックラディ蒸留所と長きにわたるパートナーでもあるジェームズ・ブラウンさんが、毎年オクトモア農園で育てているようです。オクトモアアイラ・バーレイシリーズの大麦は、「シングルフィールド(ひとつの農園)、シングルヴィンテージ(同じ年に蒸留)のシングルモルト」を徹底するために、他アイラ産大麦とも分けて収穫、蒸留しています。今回使用した大麦は、蒸留所から3kmほどのところにある、作付面積がわずか28エーカー(約0.1平方キロ)のみのアイリーン・フィールド(畑)で収穫したもの。スコットランド本島とは異なり、アイラ島は大西洋の荒波が打ち寄せるため、畑は塩を含んだ水しぶきと厳しい環境にさらされます。アメリカンウイスキー樽のみで熟成することで、アイラ島産大麦の特徴的な風味と希少性をさらに際立たせているのが特徴です。

香りは、穏やかな甘さ、蜂蜜とフルーツシロップ、口に含むとオレンジの花、アプリコットジャム、花束を思わせる華やかな味わい。

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