【ニュイサンジョルジュクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュドメーヌ・ド・ラルロ Nuits St Georges Clos de Forets St Georges Domaine de Larlot】チェリー、バニラ、ブラックベリーなど複雑な香りが特徴、トップドメーヌの一つと言われている生産者

2021-02-07

1987年に、保険会社AXAがネゴシアンのジュール・ブランを買収、ドメーヌ・デュジャックで働いていたジャン・ピエール・ド・スメを責任者として招き、ドメーヌ・ド・ラルロとして生まれかわりました。

ドメーヌ開始直後から、テロワールを尊重する目的でビオディナミ実践に向けて移行、1991年に除草剤・殺虫剤の使用を全廃し、1999年から段階的にビオディナミを導入し、2003年から全ての畑で実践しています。

もともと、ドメーヌは3つの単独所有畑、コンブランシアンのクロ・デュ・シャポー、ドメーヌが本拠地を置くクロ・ド・ラルロ、クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュから形成されていましたが、1991年にロマネ・サン・ヴィヴァンを、翌年にはヴォーヌ・ロマネのレ・スショを購入したことにより、総面積は14haにまで拡大しました。

ビオディナミにより進化を遂げるドメーヌ・ラルロは、近年国内外で高い評価を獲得、全ブルゴーニュでもトップドメーヌの一つに数えられています。

こちらは、ニュイ・サン・ジョルジュの畑の理想を絵に描いたようなキュヴェです。チェリー、バニラ、ブラックベリー土など挙げようとすればキリがないほど複雑な香りが印象的。口に含むと味わいも深みがあり、どの要素も見事に傑出している。そしてそれらが見事に調和しています。長期熟成に耐えうるポテンシャルの高い1本です。

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