【新政 No.6 F-type ミズナラ樽】頒布会限定の日本酒「六号酵母の醸造における理論と実践」をテーマに、玄人向けで試験醸造や実験酒といった通常とは異なる製法で醸されたお酒です。 2021-07-25 【新政 No.6 F-type ミズナラ樽】頒布会限定の日本酒。「六号酵母の醸造における理論と実践」をテーマに、玄人向けで試験醸造や実験酒といった通常とは異なる製法で醸されたお酒です。アルコール度の低減にともない直面せざるを得ないボディ感の不足に対応するため、新政酒造では、生酛・木桶仕込み、低精白ときにはミズナラ樽貯蔵をはじめ様々な方法を模索しているが、本方式は貯蔵容器内での二次発酵を行うことによってこれを解決しようと試みたものです。概要としては、上槽後の清澄な酒と酵母を含んだもろみを共存させ、再発酵させる方法を採用しています。これはワイン醸造の”Sur Lie”(シュール・リー)と呼ばれる製法に近い。木桶仕込みのNo.6をミズナラ樽の中で貯蔵するだけでなく、同時に酵母を含んだオリとともに格納し、一ヶ月間”Resurrection”(二次発酵)化することでさらに味わいを複雑化している。一般的なNo.6よりもボディ感が増し、また生酒特有の「生老化」(甘い草いきれのような香り)の経時的発生も抑制されます。柑橘系の香りと甘い味わい、後口はさっぱりと爽やかさがあります。 Tweet