【Daniel Rion Vosne Romanee 1er Cru Beaux Monts ダニエル・リオン/ヴォーヌ ロマネ ボー モン2017】チェリー、カシス、サンザシ、ワイルドローズ、すみれなど赤果実系のアロマ 2022-04-20 【Daniel Rion Vosne Romanee 1er Cru Beaux Monts ダニエル・リオン/ヴォーヌ ロマネ ボー モン2017】チェリー、カシス、サンザシ、ワイルドローズ、すみれなど赤果実系のアロマ1955年にダニエル・リオンにより創設。僅か2ヘクタールから始まった小さな蔵だったが、その後新しい醸造所の設立や畑の買い足しを経てヴォーヌ・ロマネ、シャンボール・ミュジニー、ニュイ・サン・ジョルジュに今では合計18ヘクタールの畑を持ちます。1970年代後半にパトリス、クリストフ、オリヴィエの3人の息子が家業に加わり、現在では娘のパスカルも販売担当として加わっています。各アペラシオンから作られるワインは、非常に細かく柔らかいタンニンと甘い果実味が豊富であり、表情豊かで外交的かつ誘惑的なアロマを放ちます。ほとんどのブドウが樹齢40年に達する所有畑では土壌成分を分析し必要な成分を考えて有機肥料が用いられ、急斜面の畑が多く土の流出を防ぐため除草剤の使用も極力控えられています。ブドウ栽培にあたり糖・酸・タンニンのバランスを重要視しており、品質に見合った収穫量に抑えることに留意し、醸造は伝統的でありながらもワイナリーでの作業中にワインに負担をかけないよう、重力システムを採用する等、近代的な設備を持ちます。また地下セラーにも温度管理設備を持ち、出荷に関しては、定温トラックを使いながらも夏のリスクを避けるため秋まで出荷をしない等、温度管理に大変気を使っています。当然、蔵出しされる豊富なバックヴィンテージも最良の状態で管理されたものです。ボーモンの畑は谷の入り口の急斜面に位置、標高は280~300m。土壌は固い石灰岩の下層土と浅い石灰岩チェリーやカシス、サンザシやワイルドローズ、すみれなどのアロマを、シルキーなタンニン、熟成するにつれてトリュフや砂糖漬けのフルーツを想わせる素晴らしい濃縮感 Tweet