【POMMARD PHILIPPE PACALET ポマール フィリップ パカレ2015】果実味が柔らかくミネラル感もあり、赤い果実やスパイスの風味が豊かなワイン 2022-06-25 【POMMARD PHILIPPE PACALET ポマール フィリップ パカレ2015】果実味が柔らかくミネラル感もあり、赤い果実やスパイスの風味が豊かなワイン「マルセル・ラピエールの甥であり、プリューレ・ロックの醸造長を務めた人物」フィリップ・パカレを紹介する際の常套句。しかし、様々な噂をよそに自身のワイナリーを立ち上げてから15年になろうかという今、彼の名前は、ブルゴーニュを代表する造り手の一人と同義になったのではないでしょうかそんな彼の原点と言えるのは、自然派ワインの祖ともいえるジュール ショヴェに師事し、寝食を共にしてショヴェのエスプリを引き継いだ経験。ジュール・ショヴェと聞いてもあまりピンとこないのが正直なところでしょうが、生産者の系譜を見ると、その影響の大きさを感じざるを得ません酸化防止剤や農薬に頼らないでワインを造り、しかも熟成によってえもいわれぬガメイを生み出したマルセル・ラピエール、ジュール・シュヴェの弟子ジャック・ネオポールからワイン造りを学んだヤン・ロエル、その他にもフレドリック・コサール、イヴォン・メトラ、ジャン・フォイヤールなどジュール・ショヴェの残した書物から学んだ生産者は多くいます。そのジュール・ショヴェ最後の愛弟子がフィリップ・パカレです小石混じりの粘土石灰質の南向き斜面、「ヴォームリアン」、「トロワ・フーロ」の区画に植わるピノノワールより、果実味が柔らかくミネラル感もあり、赤い果実やスパイスの風味が豊かなワイン。なめらかな口当たりが楽しめる Tweet