【陸羽一三二號2020 Earth アース 産土】マスカットやリンゴ系の香り、新政ならではの酸味、キリッとした酸味と甘味
2022-08-07
全量無農薬栽培で醸される「アース」は、「Colors」中もっとも農業面でのこだわりが発露している作品。原料の「陸羽132号」は、大正時代に秋田県で生まれた米であり、「亀の尾」と「愛国」という明治時代の「日本三大品種」のうちの2つを親とする米である
ゆえに「愛亀」という愛称も持ち合わせている。この米は、詩人であり篤農家でもあった宮沢賢治氏が作付けを推奨したことでも有名
冷害に強く、歴史的にも無農薬栽培に適する米であることが証明されているため、当蔵の自社圃場の作付けは主にこの品種を中心に構成されている。早くも「改良信交」と並ぶ当蔵のアイコン的酒米の趣を漂わせ初めているのではなかろうか。非常に硬質な米であり、長期の冷蔵保管により味わいは完成に近づく
マスカットやリンゴ系の香り、新政ならではの酸味、キリッとした酸味と甘味
