【Santenay Rouge Justin Girardin サントネイ 2017 ジュスタン・ジラルダン】カシスやラズベリーを想わせる香り、果実の凝縮感と心地よい樽の風味
2021-05-17
Justin Girardin（ジュスタン ジラルダン）、彼らのワイン造りの哲学は、情熱を持ち、常に厳格であること。自然を尊重し本質を追求すること。決して派手さはありませんが、自然で素朴な土地の風味をしっかりと感じることが出来ます。皆の意見が重要であると考え、互いに尊重し合っています。時にはヴァンサンとも、醸造や葡萄について意見交換をしています。ジャスティンは畑の状態をしっかり把握するためにも1年中ほとんど畑にいます。醸造には、人工酵母や酵素などの添加物は使用しません。添加物によって本来の性質や個性を持たない画一化されたワインを造るよりも、自然に任せたほうが良い、と考えています。全体の約25％に新樽を使用していますが、それ以上になるとワインの持つ個性が失われてしまうと考えています。
ジャック・ジラルダンでは樹齢50年以上でV.V.と付けています。ジャックが購入した畑で、5つの区画に分かれていて、合計1haあります。収穫は手摘みで行います。熟成は、オーク樽（アリエ産とヴォージュ産）で澱と共に12ヶ月、うち15％が新樽です。ラズベリーやブラックカラントの風味がある、デリケートなワインです。美しいルビー色で、赤や黒色のフルーツのアロマ。デリケートなオークの風味が感じられ、素晴らしい構成であると感じることができる一本です。
