【Chevalier-Montrachet Chateau De Puligny-Montrachet シュヴァリエ モンラッシェ グラン クリュ シャトー ド ピュリニー モンラッシェ】ピュリニーの瀟洒なシャトーが造る骨格のある酸と鋼のような強靭なミネラルを持つ一本
2021-07-12
シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェは17世紀に建てられた城館であり、ナポレオン帝政期には当時ボーヌ市長であったジャン・バティスト・デスドゥアールが所有し、城館を修復。1950年代からブドウ栽培家であり詩人でもあったロラン・テヴナンによって、シャトーのワインは名声を誇ります。その後、シャブリのドメーヌ・ラロッシュの手に渡り、さらに金融機関の所有となって、2002年にシャトーの支配人として抜擢されたのが、ヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユの長男、エティエンヌ・ド・モンティーユです。
エティエンヌはブドウ畑をビオロジック、そしてビオディナミに転換し、ワインの質を劇的に向上。傾きかけていたシャトーの名声を復活させます。そして2012年にとうとう、ド・モンティーユ家がオーナーの金融機関からこの由緒正しきシャトーを購入することに成功。シャトーは22ha、21のアペラシオンを所有しています。
モンラッシェのさらにその上に位置するシュヴァリエは、表土が浅く、石灰質の母岩が露出するような土壌。このグラン・クリュ以上にミネラリーなワインはほかになく、骨格のある酸と鋼のような強靭なミネラルを持ちます。アカシアの花とその蜂蜜のようなフレーバーがトップノーズに現れ、ミネラルの風味がアタックから余韻まで支配します。白い花々のアロマや白桃を感じることができる味わいも特徴です。
